自業自得な元カノ

これは今から4年前の話になります。

当時、私は1歳下の同じ会社で働く女性と交際をしておりました。

年齢は20代も後半になっていましたので、そろそろ身を固めるべきなのかなと思っていた時期です。

そんなある日、違う部署にいる同期から不穏な噂話を聞かされたのです。

それは、私の彼女が別に付き合っている男性がいるのではないかということ。

私はまさかと一笑に付しましたが、やはり気にならないわけではありません。

思い切って彼女に聞いてみましたが、やはり彼女も「そんなことあるわけないじゃん」と軽く笑っていました。

私も彼女を信頼していたので、よくある流言なのかなと思っていたのですが……。

それから数日が経ったある日のこと、彼女が泣きながら電話をしてきたのです。

「私、会社にいられなくなりそう」

何を言っているのすぐには理解できず、一旦落ち着かせてから彼女のアパートで直接会うことにしました。

そして到着するなり、「ごめんなさい!ごめんなさい!」と抱き着いてきたのです。

何がどうなっているのか分からなかったのですが、その時に以前噂されていた不穏な話を思い出したのです。

そこで私が問いただすと、実は私以外にも付き合っている男がいたというではありませんか。

私はこみ上げてくる怒りを抑えながら、そもそも何で会社にいられなくなりそうなのかを聞きました。

すると、彼女から信じられない名前が飛び出してきたのです。

「実はA部長と入社以来ずっと付き合ってたの」

A部長とは私の所属する部署の長です。

私は目の前が真っ暗になりました。

何故なら、A部長は私と彼女が付き合っていたことを知っていたからです。

そして先日、そのA部長の奥さんから自分の夫が不倫をしているのではないかと怒鳴り込んできたそうで、もはやこれまでとA部長も彼女との関係を認めてしまったそうです。

「後日辞令が出て、A部長は地方の営業所へ行かされるって人事部の人に言われた。私も身の振り方を考えてくれって。どうしよう」

こう泣きすがる彼女に、私はもはや一片の愛情の欠片すらありませんでした。

「自業自得だろ」

私はそう言い残し、彼女のアパートから出ました。

以後、彼女との付き合いは断ち、不倫が公になった彼女も退職をしていきました。

あれから4年が経過しましたが、私はいまだにフリーです。

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束縛がひどい元カレ

私は現在は結婚もして、もう専業主婦になっているのですが、今でも自分の居場所を知られたくない人がいます。

その人は高校生のときに半年ほどお付き合いをしたことがある元カレです。

塾が同じで彼の方からアプローチされて付き合うことになったのですが、結局半年くらいで彼の行動に疑問を感じることが増えてこちらから別れを切り出すことになりました。

当時は二人とも高校2年生で彼は私立の男子校、私は共学の公立高校に通っていました。

私が共学だったからか、彼が付き合って3ヶ月くらいからかなり束縛をしてかるようになったのです。

学校の帰り道は電話、できなければ5分おきにメールをしなければならず、友達と遊ぶときも彼から要求があればすぐに写メつきでメールを送らなければならなかったのです。

他にも色々束縛はあったのですが、別れを決意したのは、彼が私の高校の門のところで放課後待ち合わせをして帰宅することを提案してきたときでした。

友人にも前から異常だ、と言われていて私もさすがに怖くなり別れを切り出したのですが、当然別れないと言われました。

それからは本当にストーカー行為がすごかったです。

塾の帰りは毎回待ち伏せされて電車に乗るまでつきまとわれて、私の友人にまでしつこく付きまとうようになりました。

大学に進学したときに私が地元を離れたので彼とはようやく縁も切れましたが、それでも2、3年は彼との共通の友人を通して会いたがっているとか言われていました。

とにかく彼と繋がりを持ちたくないのでフェイスブックなどのSNSにも手を出さずにひっそりと暮らしています。

自称美魔女な彼女

35才でやっと結婚できた私ですが、この結婚実らせるのに、それは酷い、いざこざを乗り越えたのでした。

とにかく、職場の7才年上の先輩、自称美魔女な彼女が入ると、どんな事でも、トラブルがおこるのです。

私は、見かけも性格も、なにもかも普通で、恋愛にも、もちろん内気でしたが、30才すぎていよいよ、ヤバいと思って、あちらこちらへ、会社の同期の友達と出掛けたのでした。

そして、良い雰囲気の居酒屋の常連さん達と仲良くなり、私と友達は頻繁に通い、そしてなんとなく、二組のカップルができかけてきたときでした。

目ざといトラブルメーカーな先輩に、気づかれてしまったのです。

先輩は、毎日帰り道、ついてきて、ついに断りきれず、その居酒屋に連れて行ってしまったのです。

その時から、すでに覚悟はしていましたが、店に入ったと同時に、いい女風雰囲気全開で、私の彼に近づいて行ったのでした。

私と同じく、もちろん地味めな彼を、先輩的には、この程度の子は、楽勝なのよと、言わんばかりの高飛車な態度で接し、彼も確かに、ドキマギしていました。

その日以降、先輩は、その居酒屋に頻繁に出入りし、私と彼の間に、いつも割って入って来るようになりました。

隠れて会っても、逃げ去っても、先輩は笑顔で追いかけてくるのです。

地味めな私が、彼女に勝てる訳もなく、隠れて婚約し、仕事を辞める決断をしたのでした。

思い出の居酒屋には、結婚後、1度も行けなくなったままなのです。